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スペシャルティコーヒーの達人が伝授する、至高のコーヒーとは?1

珈琲はほとんどが水!まずは水にこだわれ!

スペシャルティコーヒーの達人が伝授する、至高のコーヒーとは?1 珈琲はほとんどが水!まずは水にこだわれ!

水道水の雑味を除去する浄水器は必須!

コーヒーを淹れる際に重要なことは、素材の欠点をできる限り少なくすることです。
素材が良ければ「美味しく淹れる」ことを徹底すればいいのですが、素材が悪い場合「欠点を隠す淹れ方」をしなければいけません。
それは、美味しく淹れることより難しいのです。
この場合の素材にはもちろん水も含まれます。
日本の水道水は他の先進国と比較しても高い水準ではありますが、それでもさまざまな雑味があります。
それは、塩素や、貯水槽や水道管の汚れやサビの臭い。
これらがコーヒー本来の味を損なってしまうのです。
そこでプロが必ず使用しているのが浄水器です。
当然ですが、コーヒーの成分の99%は水。
コーヒーにこだわって水にこだわらないということは、重要な要素を見落としているも同然なのです。
煮沸させるというのもひとつの手段ですが、一般的には10分以上沸騰させ続けないと雑味は抜けないといわれています。
したがって、毎回煮沸させるというのは少し手間かもしれませんね。

塩素、サビの臭い、貯水槽の臭いを浄水器を使用して雑味のない水に

コーヒーに向いている水は?硬度とpH値に要注目!

雑味が抜けても、水にはそれぞれの性質があります。
まずは水の硬度に着目してみましょう。
日本で飲まれている水は、水道水を含めほとんど軟水といわれています。
したがって、ミネラルウォーターを使用する場合も、まずは日本人が慣れ親しんだ軟水を使用すると違和感がありません。
ちなみに、軟水と硬水ではコーヒーの味がかなり異なります。
ミネラルウォーターの表示を見比べて、自分の好みの硬度を探してみるのもよいでしょう。
また、硬度よりも重要なのがpH値です。
pH値とは、水素イオンの数を数値化したもので、値によって酸性やアルカリ性といった分類をします。
では、コーヒーに適したpH値はというと、これは人によって異なります。
コーヒー自体は酸性なので、アルカリ性の水を使用することにより中和され、滑らかな味わいになります。
一方で、酸性の水を使用することにより、より酸味を強く感じるのです。
浄水器の中にもアルカリイオン整水器などpH値を調整できるものがあるので、さまざまな水を使用して、自分好みの味わいを探してみるのも面白いのではないでしょうか。

使用する水のPH値と珈琲の味わい 高=まろやか 低=酸味がたつ コーヒー豆自体は酸性です!

Column

ちょっと豆ちしき カップによってコーヒーの味は変わる?

ちょっと豆ちしき カップによってコーヒーの味は変わる?

コーヒーを十分に堪能するには、カップ選びも重要です。
おすすめなのは、薄手で硬質な白磁のカップです。
薄手で硬質であることで、コーヒーのデリケートな味わいを存分に感じることができます。
さらに白磁の陶器に注ぐことで、美しい色が映え、目でも楽しむことができるのです。
また、紅茶でもよくいわれることですが、香りを堪能しやすいのは口の広いカップ。
さまざまなカップを試して、味だけではなく見た目や香りを楽しめるような、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

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教えてくれるのは…

株式会社珈琲工房HORIGUCHI
代表取締役
堀口俊英

1948年生まれ、(株)珈琲工房HORIGUCHIの代表取締役。SCAAカッピングジャッジ・SCAJ理事・日本コーヒー文化学会理事。1990年東京都世田谷区にビーンズショップ喫茶「珈琲工房HORIGUCHI」を開業。2002年「堀口珈琲研究所」を開設し、コーヒーの栽培、精製と香味の研究のほか、セミナーの運営、開業支援も行う。2015年現在、店舗は世田谷のほか狛江、上原の3店舗を経営する。スペシャルティコーヒーの生豆の輸入も行い、85店のビーンズショップグループである"LCF(リーディング・コーヒー・ファミリー)"を運営するスペシャルティコーヒーのパイオニア。