
「お茶漬けってお店では出してこなかったのですが、“これなら出したい”と思うレシピです。レストランの料理として成立させようとすると、ある程度のパンチが必要なので中華系のスープと組み合わせるところから発想する。でもお茶の良さが消えてしまうんですよね」と話す川田シェフ。しかし「家庭でも楽しめる、という前提に立つと、クリアな水を使い、旨味を引き出したお茶があればいいなと。完全に盲点でした」。
普段から六種類の水を使い分けているというが、「お茶の良さを覆い隠さず、きれいな表情だけをストレートに出せるので」と、クリンスイの「お茶専用」浄水器を使用。長時間0.5度付近の温度で保つ「氷温出し」で、いいところだけを出し切った、繊細かつ上品なお茶漬けが完成した。極めつけはオリジナルのXO醬。昆布のグルタミン酸、茶葉に含まれるアミノ酸、魚介類のイノシン酸と旨味成分の掛け算により、華やかな味わいが口いっぱいに広がる。味の変化も楽しいレシピだ。

クリンスイのお茶専用浄水器でろ過。「水を口に入れた瞬間に、清らかだなと感じました」と川田シェフ

シンプルなレシピだけに、お茶に最適な浄水でベストな形に。長時間低温をキープすることで、旨味成分であるテアニンを十分に浸出させることができる
材料(一人分)
- 茶葉14g
- 浄水900ml
- 日高昆布2g
- XO醬10g
- 塩少々
- 白飯茶碗一杯分
※抽出されるお茶は4〜5杯分です
作り方
- ボトルに茶葉、水、日高昆布を入れる。発泡スチロールや 保冷バッグなど温度管理ができる容器に氷を敷き詰め、 低温で2日間ほどおいておき、茶こしで濾す
- 油を切ったXO醬に、戻した日高昆布を3g細切りにし、濾した茶葉10gとよく和える
- 作ったお茶は鍋に入れて、塩で味を整えておく
- 炊きたての熱々のご飯に、あたためたお茶をかければできあがり

川田さんが使用したのは独自のフィルターで微細な雑菌までろ過する『クリンスイ』のポット型浄水器。クリンスイのポット型浄水器には和食のためのクリンスイシリーズの1つである「お茶専用のカートリッジ」を付け替えることが可能。今回のレシピでは実際に「お茶専用のカートリッジ」を装着した。甘味、渋味、苦味といったそれぞれのお茶が持つ表情を楽しめる。
https://shop.cleansui.com/washoku/茶禅華
- 東京都港区南麻布4-7-5
- 17:00〜24:00(L.0 20:30)
- 不定休
- Instagram:@sazenka
CREDIT
- Photography by Kenta Yoshizawa
- Text Shunpei Narita