「水は、すべてのベースです」

——「SAKUU 茶空」はどんな場所ですか?
佐藤さん:若い方や海外の方にもっとお茶を気軽に楽しんでもらいたいという想いでオープンした茶食堂です。今は、ペットボトルのドリンクがどこでも手に入る時代ですし、お茶を飲む習慣がないという方も珍しくありません。「急須を初めて見た」という方もいらっしゃるんです。そんな方々にこそ、お茶のおいしさや楽しみ方をお伝えできたらと思っています。また、お茶や食にまつわるトークイベントやワークショップなども、不定期で開催しています。

——どんなメニューがありますか?
佐藤さん:お茶は、「スタンダード 三煎」と「氷蒸し 四煎」、2種類の淹れ方です。独自に開発した“氷蒸し”で抽出すると、茶葉の旨味が詰まった出汁のような味わいに。そしておいしいお茶はもちろん、衣に茶葉を使った「罪悪感のない唐揚げ」など食事メニューもありますし、夜はおばんざいメニューとお酒も楽しめます。庭の畑で育てたフェンネルやミントといったハーブも、ドライにしたりそのままサラダに加えたりと、活用しています。

——お店でクリンスイのガラス浄水器を使っているそうですが、いかがですか?
佐藤さん:お茶を淹れるのはもちろん、毎日とる出汁や炊飯、すべてに浄水を使っています。朝お店に来たら、まず最初にする作業が、浄水器に水を注ぐことなんです。しっかりろ過してくれている間に、お掃除や庭仕事などを済ませています。お茶も料理も、お水がとても大切。お茶専用のカートリッジを使用すると、お茶の甘みが増して味がまるくなります。まろやかな軟水なので、出汁もしっかりと出て味わいも違います。

——お茶、料理とお水はどんな関係だと感じますか?
佐藤さん:お水は、人にとって必要不可欠なもの、すべてのベースだと思っています。おいしいお水があるからこそ、食事が食べられる、飲める、そして生きていくことができます。日本はよく“水の国”と言われますよね。水の豊かな国だからこそ、出汁やお茶の文化も根付いたように思います。植物をはじめ、何かが育つためには必ず水が必要。私たちは、水があるから生きていける、そして水が体を潤おし、同時に心も潤してくれる気がしています。新型コロナウイルスの影響もありますが、少しずつでも多くのお客さまに、おいしいお茶、おいしい料理を食べていただける環境に整えていきたいと思っています。

佐藤奈緒美さん

さとう・なおみ/「SAKUU 茶空」フードディレクター。和菓子店「HIGASHIYA」や「八雲茶寮」、恵比寿の「Bistro le gourmand」を経て、「SAKUU 茶空」の立ち上げに参加。店舗では、お茶の提供から調理など幅広く担当しながら、ドリンクや食事などのメニュー開発も行っている。

「SAKUU 茶空」
 ☎︎03-6434-9675
 東京都渋谷区神南1-2-5
 11:00~22:00 (日~19:00) 無休
 https://jinnan.house

ガラス浄水器 クリンスイ JP101-C 39,000円(+税)
https://shop.cleansui.com/crafts/glass/

和食のためのクリンスイ お茶をおいしくするための水
浄水カートリッジ CPC5-T 2,500円(+税)
https://www.cleansui.com/shop/g/gCPC5-T/

連載記事は、Cleansui Knows Japanese CraftsのSNSにて配信中
https://www.instagram.com/cleansui_knows/

CREDIT

  • Direct by Harumi Fukuda
  • Photography by Yu Inohara
  • Text by Hitomi Takano