「日常に欠かせない、
お茶の時間」

——内田さんにとって、“お茶の時間”とはどんな時間でしょうか?

小さい頃から、出かけた帰りなどに必ず喫茶店に立ち寄ってお茶をしていたんです。私にとっては日常に欠かせない時間です。お酒を飲まないので、お茶とお菓子が私の嗜好品。お茶とお菓子をいただく時間は、私にとって何をしていてもいい、拘束がない時間です。夕食のことを考えてもいいし、仕事のことを考えてもいいし、ぼーっとしてもいい。短い時間でも、そんな縛られない自由な時間がとても大切です。一人はもちろん、誰かと一緒に過ごすのも好きです。


——旅好きでも知られる内田さんですが、旅先でのお茶の時間はいかがですか?

いろいろな国のお茶をする場所が好きです。その土地に住む人たちが憩いをとっている場所や時間に、私も少し加わらせてもらっている感覚。そこには観光客もいるし地元の人もいて、みんな思い思いの時間を過ごしています。そんな姿を眺めていると、その土地で愛され、長く食べられている郷土菓子や飲み物の傾向や、暮らしぶりなどまで垣間見るのも、楽しみの一つです。旅先は、見た目も食べ物も、街の風景も空の色も違う非現実な空間。そんな空間で同じ時間を過ごしているのに、そこで生活をしている人がいると思うと、なんだかとても不思議な気持ちになるんです。そんな感覚を覚えるのも旅の醍醐味です。


——お茶と水はどんな関係だと考えますか?

日本料理は、お水の料理と言われています。野菜などの食材の中にあるお水を頂戴するようなものだなと思います。茶葉は乾燥させているものですが、そこにお湯を注ぐことでまたお水を吸収して、発酵した茶葉とお水を一緒にいただく感覚。お茶は、お水で味が本当に変わってくるので、浄水を使いたいですね。茶葉の力ももちろんあるけれど、茶葉とお水が合わさっておいしいお茶になるので、とても大切。軟水の方がお茶も出汁もよくでるので、クリンスイの浄水はとても合いますし丁寧な味わいになりますが、イギリスの硬水でラフに淹れる熱々の紅茶も好き。旅先で、その土地ごとのお水やお茶の関係を感じてみるのもおもしろいかもしれません。

内田真美さん

うちだ・まみ/料理研究家。雑誌や書籍、広告などで活躍中。台湾の食、人、土地に魅了され、20年以上通い続けるなど旅好きとしても知られている。著書に、『私的台湾食記帖』、『私的台北好味帖』、『洋風料理 私のルール』など。

 

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CREDIT

  • Direct by Harumi Fukuda
  • Photography by Yu Inohara
  • Text by Hitomi Takano